10GBASE-T SFP+モジュールは、高速10GbE通信リンク向けに設計された製品で、RJ45インターフェースを使用しています。主にスイッチやネットワークカードなどの機器に利用され、通常はCat6aまたはCat7のLANケーブルと組み合わせて使用します。最大で30メートルの伝送距離を実現することができ、その低消費電力と安定した性能から、データセンターやキャンパスネットワークで広く使用されています。本記事では、10GBASE-T SFP+モジュールの特長について詳しく説明します。

10GBASE-T SFP+モジュールのメリット

柔軟性の向上

スイッチのRJ45インターフェースの数は限られているため、データセンターでの銅線ケーブル配線のニーズに応えられないことがあります。10GBASE-T SFP+モジュールを使用すれば、光ファイバーインターフェースを電気インターフェースに変換することで、RJ45インターフェースの不足を解消できます。

長距離伝送

多くのデータセンターや企業ネットワークのリンク長は10〜100メートルの範囲に収まります。このモジュールは30メートル以内で10Gb/sの伝送を実現し、SFP+ DAC（直接接続ケーブル）が10メートルしか伝送できないという制約を補います。

コストパフォーマンスの高さ

30メートル以内の範囲であれば、光モジュールは光ファイバー配線と光電変換機器を必要とし、コストが増加します。一方で、10GBASE-T SFP+モジュールは既存の銅線システムで直接使用でき、銅線インフラのコストは光ファイバーよりもはるかに低いです。

接続ソリューション(抜粋)

 ① 直接 SFP+ 10G - SFP+ 10G接続

 ② NIC付きでSFP+ 10G- SFP+ 10G接続

まとめ

10GBASE-T SFP+モジュールは、さまざまな使用シーンで多くのメリットを提供します。特に、データセンターや企業ネットワークにおいて、コストパフォーマンス、柔軟性、信頼性に優れた選択肢です。FiberMallの10GBASE-T SFP+モジュールは、厳しい試験プロセスを経て、複数の国際品質認証を取得しています。品質と性能の両面でお客様のニーズを十分に満たすことができます。